『クーダーカー』または『久高万寿主（くだか まんじゅしゅ／まんじゅうしゅ）』は、エイサーで使われる伝統的な沖縄民謡。

同じくエイサーの定番曲『仲順流り（ちゅんじゅんながり）』と組み合わせて（連続で）演奏される。

歌詞では、久高万寿主という人物が美しい妾（めかけ）を探しているという噂話の様子が描写されている。

新良 幸人（あら ゆきと）がメインボーカルを務める沖縄音楽バンド「パーシャクラブ」が演奏する『クーダーカー』が特に有名。

写真：那覇市国際通りでのエイサー祭り（出典：ブログ「沖縄 神輿 四季折々」）

【YouTube】 昇龍祭太鼓 (クーダーカー～年中口説) in 新宿エイサーまつり 2015

歌詞（一例）・意味

クーダーカー　スリサーサー

一、
久高万寿主や　美ら（ちゅら）ユーべー
探（とぅ）めえててぃんどう
よー玉黄金（くがに）

今宵（くゆい）ぬ話ぬ
うーむっさ
スリサーサー　エイ　スリサーサー

意味：

久高万寿主は
美しい妾（めかけ）を探してるってさ
愛しい人よ
今晩の話は面白いよ

二、
くぬ殿内（どぅんち）の南蛮瓶（がめ）や
酒てぃらむん　ゆったい　くわったい
よー玉黄金

今宵（くゆい）ぬ話ぬ
うーむっさ

意味：

この屋敷の南蛮瓶は
お酒がたっぷんたっぷんに入っているぞ
今晩の話は面白いよ

有名な音源

イベントなどで実演されるエイサーのBGMに使われる音源としては、新良 幸人（あら ゆきと）の沖縄音楽バンド「パーシャクラブ」が演奏する『クーダーカー』が有名。

写真：新良 幸人「パーシャクラブ」アルバム

【YouTube】新良幸人＆パーシャクラブ　クーダーカー・仲順流り

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