緑のそよ風
日本の歌曲/緑のそよ風いい日だね 蝶々もひらひら豆の花
空はどこまでも澄み渡り、明るい日差しに緑は輝き、鳥は歌い、蝶が舞う。
そんな穏やかな情景が眼に浮かぶ童謡「緑のそよ風」は、童謡作家の清水かつらにより作詞、草川信により作曲された日本の歌曲。
戦後間もない頃にNHKラジオによって放送されて以来、新たな時代の到来を感じさせる明るく爽やかな内容で、多くの人々に愛されてきた童謡だ。
清水かつら(1898年7月1日 - 1951年7月4日)は、「靴が鳴る」、「叱られて」、「雀の学校」などで知られる童謡作家。
草川信(くさかわ しん、1893年2月14日 - 1948年9月20日)は、「夕焼小焼(夕焼け小焼け)」、「どこかで春が」、「ゆりかごの歌」などの歌曲で知られる。
【YouTube】緑のそよ風
歌詞
みどりのそよ風 いい日だね
ちょうちょもひらひら 豆のはな
七色畑(なないろばたけ)に 妹の
つまみ菜 摘む手が かわいいな
みどりのそよ風 いい日だね
ぶらんこゆりましょ 歌いましょ
巣箱の丸窓 ねんねどり
ときどき おつむが のぞいてる
みどりのそよ風 いい日だね
ボールがぽんぽん ストライク
打たせりゃ二塁の すべり込み
セーフだ おでこの 汗をふく
みどりのそよ風 いい日だね
小川のふなつり うきが浮く
静かなさざなみ はねあげて
きらきら金ぶな 嬉しいな
みどりのそよ風 いい日だね
遊びにいこうよ 丘越えて
あの子のおうちの 花ばたけ
もうじき苺も 摘めるとさ