高野辰之 有名な童謡・唱歌・代表曲

作詞者別インデックス/日本の民謡・童謡

作詞家・国文学者の高野 辰之(たかの たつゆき/1876-1947)作詞による有名な日本の童謡・唱歌まとめ。このページで取り上げる楽曲はすべて岡野貞一作曲。

曲目一覧

朧月夜(おぼろづきよ)
菜の花畠に入り日薄れ 見わたす山の端 霞ふかし
春が来た
山に来た 里に来た 野にも来た
春の小川
岸のすみれや れんげの花に 咲けよ咲けよと ささやきながら
日の丸の旗 ひのまる
白地に赤く 日の丸染めて ああ美しい 日本の旗は
故郷(ふるさと)
夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷
紅葉(もみじ)
秋の夕日に照る山もみじ 濃いも薄いも数ある中に

高野辰之の略歴

高野辰之は長野県下水内郡豊田村出身。1899年(明治32年)に東京帝国大学で上田萬年に師事し国文学を学んだ。

1910年(明治43年)に東京音楽学校の教授となり、1914年発行の音楽教科書「尋常小学唱歌」に掲載された『故郷』や『朧月夜』などの作曲を手掛けた。

長野県中野市には高野辰之記念館(上写真)が建てられており、2016年6月には天皇皇后両陛下が同館をご訪問されている。

関連ページ

作詞者・作曲者別 タイトル一覧
瀧 廉太郎、中山晋平、山田 耕筰、野口雨情、北原白秋など、有名な作詞者・作曲者別に分けたタイトル一覧ページ
日本の民謡・童謡・唱歌
子供から大人まで親しまれる有名な童謡・唱歌、日本の四季を彩る春夏秋冬・季節の歌、わらべうた、地元の民謡・ご当地ソング