花笠音頭(花笠踊り)
揃ろた揃ろたよ 笠踊り揃ろた ハァ ヤッショーマカショ!
『花笠音頭(花笠踊り唄)』は、東北地方の花笠まつりで歌われる日本の民謡。「ハァ ヤッショーマカショ」の合いの手でおなじみ。
起源は諸説あるが、大正中期に尾花沢で土木作業時の調子あわせに歌われた土突き歌がルーツとされる。昭和初期に民謡化され、「花笠音頭」または「花笠踊り唄」として広まった(写真の出典:山形県観光協会Webサイト)。
花笠まつりは山形県の山形市、天童市、鶴岡市、上山市など各市で8月頃に行われるほか、10月上旬に静岡県伊東市で「伊東温泉花笠踊り」として開催されている。
『花笠音頭(花笠踊り唄)』の歌詞で唄われる「♪目出度目出度の 若松様よ」のくだりは、江戸時代に大流行したお伊勢参りを通じて、民謡『伊勢音頭』の歌詞が山形に持ち帰られたものと考えられている。
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代表的な歌詞の一例
揃ろた揃ろたよ 笠踊り揃ろた
秋の出穂より チョイチョイ
まだ揃ろた
ハァ ヤッショーマカショ
花の山形 紅葉の天童
雪を チョイチョイ
ながむる尾花沢
ハァ ヤッショーマカショ
目出度目出度の 若松様よ
枝も チョイチョイ
栄えて葉も茂る
ハァ ヤッショーマカショ
おらが在所ヘ 来てみてしゃんせ
米の チョイチョイ
なる木がおじぎする
ハァ ヤッショーマカショ
【YouTube】花笠音頭(花笠踊り)
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【YouTube】山形大学入学式での花笠音頭パフォーマンス
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