牛若丸 うしわかまる
京の五条の橋の上 大のおとこの弁慶は 長い薙刀ふりあげて
「京の五条の橋の上」が歌い出しの『牛若丸 うしわかまる』は、作詞者・作曲者ともに不明の日本の童謡・唱歌(文部省唱歌)。1911年発表の『尋常小学唱歌』に掲載された。
牛若丸・弁慶像 五条大橋西詰
歌詞の中では、源義経(牛若丸)と武蔵坊弁慶が京都の五条大橋で出会ったシーンが描かれている(出会いの場所については諸説あり)。
なお、同タイトルの唱歌『牛若丸』が1901年に発表されているが、こちらは歌詞もメロディーも全く別の曲(作詞:石原和三郎、作曲:田村虎蔵)。
【YouTube】牛若丸 みみちゃんレコード童謡集
【歌詞】 牛若丸
京の五条の橋の上
大のおとこの弁慶は
長い薙刀ふりあげて
牛若めがけて切りかかる
牛若丸は飛び退いて
持った扇を投げつけて
来い来い来いと欄干の
上へあがって手を叩く
前やうしろや右左
ここと思えば またあちら
燕のような早業に
鬼の弁慶あやまった
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