あの子はたあれ(だあれ)歌詞と解説
あの子はだあれ だれでしょね 可愛いミヨちゃんじゃないでしょか
『あの子はたあれ(だあれ)』は、作詞:細川雄太郎、作曲:海沼 實(かいぬま みのる)による日本の童謡。1941年発表。
歌詞については、細川氏の原詩は「だーれ」もしくは「だァれ」だったが、海沼氏が「だあれ」は音が汚くメロディに乗りにくいとして、濁点のない「たあれ」を主張した経緯があるという。
挿絵:講談社「童謡画集(2)」より(作:林 義雄)。右側は、ナツメの花の下でお人形さんと遊んでる女の子。歌詞では「可愛いミヨちゃんじゃないでしょか」と続く。左側は、竹馬で遊んでいる隣のけんちゃん。
作曲者の海沼 實(かいぬま・みのる/1909-1971)は、『里の秋』、『みかんの花咲く丘』、『お猿のかごや』の作曲者としても有名。
【YouTube】あの子はだあれ(たあれ)
歌詞
あのこはたあれ たれでしょね
なんなんなつめの はなのした
おにんぎょうさんと あそんでる
かわいい みよちゃんじゃ
ないでしょかあのこはたあれ たれでしょね
こんこんこやぶの ほそみちを
たけうまごっこで あそんでる
となりの けんちゃんじゃ
ないでしょかあのこはたあれ たれでしょね
とんとんとうげの さかみちを
ひとりでてくてく あるいてる
おてらの こぞうさんじゃ
ないでしょかあのこはたあれ たれでしょね
おまどにうつった かげぼうし
おそとはいつか ひがくれて
おそらに おつきさん
わらいがお