世のはじめ さながらに

讃美歌444番/作詞:エリナー・ファージョン

『世のはじめさながらに』讃美歌444番は、古いゲール語民謡(スコットランドアイルランド系)『ブネッサン Bunessan』をベースとした讃美歌

オリジナルのタイトルは『Morning Has Broken』。ブネッサン(Bunessan)とは、スコットランド西海岸、ムル島の西はずれに存在する村の地名。

作詞は、イギリスの詩人・作家、エリナー・ファージョン(エリノア・ファージョン/Eleanor Farjeon/1881-1965)。児童向けの詩や物語で「H・C・アンデルセン賞」を受賞し、児童文学の世界でも知られている。

作詞は、イギリスの詩人・作家、エリナー・ファージョン(エリノア・ファージョン/Eleanor Farjeon/1881-1965)。「ムギと王さま」で国際アンデルセン賞を受賞し、児童文学の世界でも知られている。

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【YouTube】讃美歌444番 世のはじめさながらに / 森山良子

【歌詞】 世のはじめさながらに

世のはじめ さながらに
あさひてり 鳥うとう

みことばに わきいずる
きよきさち つきせじ

世のはじめ 朝つゆの
おきしごと 雨ふり
キリストの ふみゆきし
園のさま  なつかし

世のはじめ さしいでし
みひかりを あびつつ
あたらしき あめつちの
いとなみに あずからん

キャット・スティーブンスがポップスにカバー 印象的なピアノアレンジ

キャット・スティーブンス ベスト盤

1970年代、『Morning Has Broken』はポップスとして、イギリスのキャット・スティーブンス(Cat Stevens/1948-)によってカバーされた。邦題は『雨にぬれた朝』。

印象的なピアノアレンジは、セッションに参加したイギリスのキーボード奏者リック・ウェイクマン(Richard Christopher Wakeman/1949-)によるもの。

なお同曲は、アルバム「ティーザー・アンド・ファイアーキャット Teaser and the Firecat」に収録され、米国で300万枚以上のセールスを記録。発売後3週間でゴールド・ディスクに認定されている。

【YouTube】キャット・スティーブンス 『Morning Has Broken』

【YouTube】アイリッシュ・ホイッスル&ピアノで『Morning Has Broken』

歌詞(一部)・日本語訳(意訳)

Morning has broken
Like the first morning
Blackbird has spoken
Like the first bird

朝の始まり
それは最初に生まれた朝のように
ブラックバードのさえずりさえも
まるで最初に生まれた鳥のように

Praise for the singing
Praise for the morning
Praise for the springing
fresh from the world

讃えよ その声を その朝を
新たに生まれしすべてのものを

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