スケーターズワルツ(スケートをする人々)
エミール・ワルトトイフェル/指揮者もこなした宮廷ピアニスト
ストラスブール生まれのドイツ系フランス人作曲家エミール・ワルトトイフェルは、スケーターズワルツ(スケートをする人々)の作曲者として知られている。
パリ音楽院に学んだ後にナポレオン三世の皇后ユージェニー妃付の宮廷ピアニストなり、28歳にして「宮廷舞踏楽長」として認められていた。
1874年には、当時英国皇太子だったエドワード7世の臨席する行事で自作のワルツを演奏。ワルトトイフェルの名はイングランド中に知られることとなった。