エヴァンゲリオンで使われたクラシック音楽

クラシック音楽関連トピックス [2015/08/15]

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン Neon Genesis EVANGELION」のテレビシリーズや劇場版で使われたクラシック音楽について簡単にまとめてみた。

曲名のリンクから原曲の解説とYouTube動画の視聴ページも参照できる。

なお、その他のアニメ作品については、こちらのページ「アニメで使われたクラシック音楽」を適宜参照されたい。

曲目一覧

ヘンデル「メサイア」より『ハレルヤ・コーラス』
第53曲 合唱『ほふられた子羊こそは』も使われたテレビシリーズ第弐拾弐話「せめて、人間らしく」で、惣流・アスカ・ラングレーと第15使徒アラエルの戦闘シーンで使われた。なお、「メサイア」最終曲(第53曲)の最終合唱『ほふられた子羊こそは』アーメンコーラスも一部流れた。
パッヘルベル『カノン』
エヴァンゲリオン劇場版「シト新生 Evangelion: Death and Rebirth」において、第三中学校のシーンで碇シンジらによる弦楽四重奏の練習曲として流れたほか、「Death編」スタッフロールでも使用された。
バッハ『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番』より『ガヴォット』
劇場版『シト新生 Death and Rebirth』第三中学校のシーンで惣流・アスカ・ラングレーの姿をした少女が演奏した曲
バッハ『G線上のアリア』
劇場版『Air/まごころを、君に THE END OF EVANGELION』において、アスカ(エヴァンゲリオン弐号機)とエヴァンゲリオン量産機との戦闘シーンで使われた。実際に流れていたのはヴァイオリン編曲版ではなくバッハ原曲か。
メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』より『結婚行進曲』
結婚式BGMとして定番のクラシック音楽。第拾伍話「嘘と沈黙」でミサト達が出席した披露宴のシーンで使われた。
バッハ『主よ、人の望みの喜びよ』
劇場版「Air/まごころを、君に THE END OF EVANGELION」で「Komm, Süsser Tod 甘き死よ、来たれ』が流れた後、実写パートのBGMとして使用された。使われたのはイギリスのピアニスト、マイラ・ヘス(Myra Hess/1890-1945)によるピアノ独奏用アレンジ版。
バッハ『無伴奏チェロ組曲 第1番』前奏曲
第拾伍話『嘘と沈黙』で碇シンジが葛城邸で演奏。劇場版「シト新生 Death and Rebirth」の「Death」篇タイトルバックでも流れる。
ベートーヴェン 交響曲第9番 第4楽章「歓喜の歌」
テレビシリーズ第弐拾四話「最後のシ者」渚カヲル登場シーンでの鼻歌やBGMとして使われた。

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