マーラー交響曲第1番 巨人
グスタフ・マーラー(Gustav Mahler/1860-1911)
『交響曲第1番 巨人』は、グスタフ・マーラーが作曲した最初の交響曲。1884年から1888年にかけて作曲された。
「巨人 Titan タイタン」という標題は、愛読書であったジャン・パウルの小説『巨人』(Titan)に由来する。
マーラーの交響曲の中では、比較的短い演奏時間で曲想が親しみやすく、演奏機会や録音も多い。
写真は、グスタフ・マーラーが音楽監督を務めたハンガリー国立歌劇場(出典:Wikipedia)。『交響曲第1番 巨人』の初演も、ブダペスト・フィルハーモニー交響楽団によってマーラー自身の指揮で1889年11月に行われた。
なお、マーラー歌曲集『さすらう若者の歌』(1885年)第2曲と第4曲の旋律は、『交響曲第1番 巨人』主題に用いられている。
同歌曲は『交響曲第1番 巨人』の作曲中(1885年)に発表されており、両者は精神的にも音楽的にも密接な関係がある。
【YouTube】マーラー:交響曲第1番「巨人」(一部)
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