熊蜂の飛行(くまんばちは飛ぶ)
リムスキー・コルサコフ (Rimsky-Korsakov/1844-1908)
「熊蜂の飛行(Flight of the Bumblebee)」は、ロシアの作曲家リムスキー=コルサコフによる1890年頃の作品。
熊蜂の羽音を模したユニークな曲調で親しまれ、「くまんばちの飛行」、「熊蜂は飛ぶ」、「くまんばちは飛ぶ」などのタイトルで知られる。
ピアノ、ヴァイオリン、トランペット、エレキギターなど、演奏者の超絶技巧・テクニックをアピールする目的で様々な楽器で演奏される。
元々は、プーシキン原作の歌劇「サルタン皇帝の物語(The Tale of Tsar Saltan)」の間奏曲。魔の島に海を越えて飛んできた熊蜂の群れが白鳥を襲おうと周りを飛び回る場面で流れる。
NHKの教育テレビ番組「ロシア語会話」テーマ曲のほか、任天堂の据置型ゲーム機Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ゲームソフト「TETRIS 99」(テトリス・ナインティナイン)でもゲームBGMとして使われている。
【YouTube】コルサコフ 熊蜂の飛行 ピアノ版
【YouTube】Itzhak Perlman plays Flight of the Bumblebee
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