操り人形の葬送行進曲 グノー
スリラー映画の巨匠ヒッチコック監督のテーマ曲
『操り人形の葬送行進曲』(Funeral March of a Marionette)は、19世紀フランスの作曲家シャルル・グノーによる器楽曲。スリラー映画の巨匠ヒッチコック監督のテーマ曲として世界的に有名。
実際にこの曲が用いられたのは、アメリカで放送されたテレビ番組「Alfred Hitchcock Presents」。1955年から30年に渡ってヒッチコック監督がストーリーテラーを務めた。
日本では『ヒッチコック劇場』として、1957年、1963年、1985年などの時期に放送され、グノー『操り人形の葬送行進曲』が「ヒッチコックのテーマ」として広く定着した。
『操り人形の葬送行進曲』以外のグノーの代表曲としては、他に『アヴェ・マリア』、『ファウスト』、『ロメオとジュリエット』などがある。
ちなみに、グノー『アヴェ・マリア』は、『シューベルトのアヴェマリア』、『カッチーニのアヴェマリア』と並び、3大アヴェマリアと称され親しまれている。