クリスマスエルフ Christmas elf
サンタのオモチャ工場でクリスマスプレゼントを作る妖精エルフ
クリスマスエルフ(Christmas elf)とは、アメリカの民間伝承において、サンタクロースと一緒に北極に住んでいるとされる小柄の妖精(エルフ)。緑色の服に先のすぼんだ帽子をかぶり、とがった耳をしている。
サンタクロースの助手として、北極にあるサンタのオモチャ工場(Santa's workshop)で子どもたちへ配るクリスマスプレゼントの製造・ラッピングを担当しており、仕事の合間にはサンタのそりをひくトナカイたちの世話もしているという。
【YouTube】Disney Santa Buddies Sing Along - Deck The Halls
上のYouTube動画では、クリスマスエルフに扮した子供たちがサンタのオモチャ工場でクリスマスプレゼントを作っていると思わしき場面が描かれている。流れている曲は、クリスマスソングの定番曲『ひいらぎかざろう Deck The Halls』。仔犬たちがカワイイ。
クリスマスエルフを題材とした映画も
時にはサンタクロースの代わりにクリスマスプレゼントを配ることもあるというクリスマスエルフだが、日本ではサンタクロースに比べてその知名度は著しく低いものにとどまっている。
アメリカでは、クリスマスエルフを題材としたファンタジーコメディ映画「エルフ Elf」が2003年に公開されているが、日本における知名度の低さからか、日本国内で同作が劇場公開されることはなかった(DVDはリリースされている)。
クリスマスエルフのフラッシュ・モブがニューヨークの広場をジャック
クリスマスエルフの本場アメリカでは2009年、緑色のコスプレに身を包んだ大勢のクリスマスエルフたちがニューヨークの広場をジャックし、ダンスアレンジのクリスマスソングに乗せて、数分間の華麗なダンスを繰り広げた(いわゆる「フラッシュ・モブ」)。
【YouTube】Elf Yourself Dancing Flash Mob Invades NYC
これは「Elf Yourself エルフ・ユアセルフ」というiPad, iPhoneアプリ(無料)のプロモーションとして行われたもの。この無料アプリは、エルフたちが踊る動画の顔の部分に、好きな写真の顔をあてはめて踊らせてしまうというジョーク要素の強いアプリ。
写真の顔をお面のように合成しただけの不自然さが極まりない映像が出来上がることが多いが、逆にその不自然さが面白さにつながる場合もあるのだろう。万人向けではないが、無料なので一度ダウンロードして試してみるのもいいだろう。