日本全国酒飲み音頭 メロディの元ネタ・原曲

ディズニー『ビビディ・バビディ・ブー』のメロディと似てる?

「♪酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ」のリフレインでお馴染みの『日本全国酒飲み音頭』は、日本のコミックバンド、バラクーダによる1979年リリースのコミックソング。作詞:岡本圭司、作曲:ベートーベン鈴木。

ビールで乾杯

歌詞では、一月は正月、二月は豆まき、三月は雛祭り、四月は花見、といったように、各月を代表する日本の年中行事が列挙されている。

その度に「♪酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ♪」と続き、行事にかこつけてお酒を飲もうとする酒飲みの情熱が歌い込まれ、気が付けば結局一年中飲んでいるというコミックソングとなっている。

【試聴】バラクーダー 「日本全国酒飲み音頭」

やはりディズニーの替え歌だった

ところで、『日本全国酒飲み音頭』のメロディは、1950年のディズニー映画「シンデレラ」挿入歌『ビビディ・バビディ・ブー』と似ているように感じられるが、本当のところはどうなのだろうか?

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【試聴】ビビディ・バビディ・ブー Bibbidi-Bobbidi-Boo

『日本全国酒飲み音頭』とディズニー『ビビディ・バビディ・ブー』の関係については、ウィキペディアで次のような解説があったので、次のとおり引用してご紹介したい。

この曲の原型は、鈴木が知り合いの経営するスナックに居た時に耳にした、ディズニー映画『シンデレラ』の劇中歌『Bibbidi-Bobbidi-Boo』の替え歌である。歌っていたのは日本に来ていた留学生で、「1月は正月で...」の歌詞も既に存在していた。日本の行事を覚えるために留学生の間で代々伝承されていた歌であった。

この解説によれば、『日本全国酒飲み音頭』は、日本に来ていた留学生が日本の行事を覚えるために歌っていた替え歌だったということになる。

出典として、ミュージックマガジン社から2006年に出版された「コミック・バンド全員集合!」が明示されていたので、情報の信頼性は高そうだ。

メロディは修正された…のか?

ただ、この解説では、『日本全国酒飲み音頭』がディズニーの楽曲『ビビディ・バビディ・ブー』の替え歌であると明示されており、著作権管理に厳しいディズニーがこの替え歌を黙って許すはずがない。

『日本全国酒飲み音頭』とディズニーとの関係について、ウィキペディアではさらに次のような解説がなされていた。

バラクーダはこの曲を早速ライヴにかけたところ大ウケし、レコード化に動くが、ディズニー側からクレームがつき頓挫。メロディーを鈴木が書き換え、岡本が2番の歌詞を付け加えた上で、改めてレコード化した。

やはり、著作権管理に厳しいディズニーからクレームがついていたようで、今日の『日本全国酒飲み音頭』はメロディが修正された形でレコード化されているという。

それにしても不思議なのは、この程度のメロディの修正でディズニーがよくOKを出したという点だ。

確かに、『ビビディ・バビディ・ブー』のメロディと完全一致しないように、微妙に音程をズラしているのは感じられるのだが、それはそれはあくまでも譜面上の完全一致を避けるための小手先の変更にすぎない。

『日本全国酒飲み音頭』のメロディを聞いて、ほとんどの人が『ビビディ・バビディ・ブー』を思い浮かべるとしたら、退廃的でインパクトの強いコミックソングのイメージが、子供向けの美しい世界観が命ともいえるディズニー「シンデレラ」の楽曲の印象を壊してしまいかねない。

しかも、この程度のメロディずらしでOKという前例が出来てしまったら、誰もがディズニーの楽曲を替え歌して一儲けしようと考えるだろう。

果たして、ディズニーにとって全くメリットのない(デメリットしかない)この替え歌について、当事者間でどのような話し合いが行われたのか、本当はどのような形で決着したのか、今後の更なる情報開示に期待したいところだ。

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