スコットランドの釣鐘草(つりがねそう)
The Blue Bells of Scotland
スコットランド民謡/ハイランドの若者は何処に?
『スコットランドの釣鐘草(つりがねそう)/The Blue Bells of Scotland』は、戦争に徴兵されていった恋人を思い、彼の帰りを健気に待つ女性の心境を描いたスコットランド民謡。
日本では、稲垣千頴と野口耽介によって、明治14年頃に『美しき』というタイトルで紹介されている。
タイトルの「釣鐘草(つりがねそう)」は、スコットランドの国花。キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、ヨーロッパ北部、北アメリカ北部、シベリアなど、冷涼な気候を持つ地方を原産地とする(写真:Scottish bluebell from The Royal Mint blog)。
【YouTube】スコットランドの釣鐘草
歌詞の意味・日本語訳(意訳)
Oh where, tell me where,
is your highland laddie gone?
Oh where, tell me where,
is your highland laddie gone?
おお何処へ 教えてください
高地の若者は何処に行ってしまったのでしょう?
He's gone with streaming banners
where noble deeds are done
And it's oh! in my heart
I wish him safe at home.
旗をなびかせ行ってしまった
崇高なる遺業がなされる場所へ
一人心に想う
彼が無事に帰ってくることを
Oh where, tell me where,
did your highland laddie dwell?
Oh where, tell me where,
did your highland laddie dwell?
おお何処へ 教えてください
高地の若者は何処に居るのでしょう?
He dwelt in bonnie Scotland
where bloom the sweet bluebells
And it's oh! in my heart
How I love my laddie well
彼は美しいスコットランドに住んでいた
そこは可愛らしい釣鐘草が咲き誇る国
一人心に想う 彼をどれ程愛していたか
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