ズンパ音頭

ズンズ ズンズパッパ ノンノコヘイヘイ ズンパズンパで踊ろう♪

『ズンパ音頭』は、作詞:夢 虹二、作曲:櫻田 誠一による盆踊りの曲。1973年(昭和48年)頃に作曲されたようだが詳細は不明。

リフレイン(繰り返し部分)の歌詞「ズンズ ズンズパッパ ノンノコヘイヘイ ズンパズンパで踊ろう」というユニークな歌詞が印象的で、聴いていてちょっと気恥ずかしくなるような擬音と囃子言葉が独特な雰囲気を醸し出している。

作詞者の夢 虹二(ゆめこうじ/1912-1989)は、キングレコードの専属で『すうじのうた』、『まつの木小唄』などを手掛け、作曲者の桜田誠一(1935-2012)は北島三郎『北の漁場』、大月みやこ『女の駅』を世に送り出した。『ズンパ音頭』はこれらプロの仕事により生み出された70年代の新作盆踊り曲だった。

『ズンパ音頭』は貴重な文化遺産?

アニメ系の「○○音頭」などは時代の流れですぐに古臭くなって使われなくなってしまうことが多いが、この『ズンパ音頭』の歌詞は特に固有名詞も特定の時代の事象も含まれず、抽象的で普遍的な内容となっているので、21世紀に入ってもなお現役の盆踊りの曲として、それほど多くはなかろうが、全国各地で耳にする機会がある。

言うまでもなく『ズンパ音頭』は盆踊りの曲なので、夏祭りや盆踊り会場以外ではほぼ耳にすることはない。また、盆踊りで流れる機会もそれほど多いわけではない。

もし、あなたが夏祭りに出かけた際、盆踊り会場でこの『ズンパ音頭』を耳にする機会があったとしたら、それはかなりレアな体験であることは間違いない。ある意味貴重な文化遺産に指定されてしかるべき歴史的文化財といっても過言ではないだろう。

踊りの振り付けまで体得している人はさらにレアになると思われるので、踊りの輪に入っていくことはなかなか敷居が高いかもしれない。それでも盆踊りは見ているだけでも楽しいものなので、出店の食べ物でもつまみながら、夏祭りの会場で『ズンパ音頭』と巡り合えた喜びに密かに酔いしれていただきたい。

【試聴】ズンバ音頭 葛飾区西亀有二丁目

夏祭りの歌・盆踊りの曲