岡崎五万石 おかざきごまんごく

愛知県岡崎市民謡/江戸小唄・端唄

『岡崎五万石』(おかざきごまんごく)は、江戸時代に徳川家康誕生の地として別格の扱いを受けていた岡崎藩(現:愛知県岡崎市)の繁栄を歌った江戸小唄・端唄。

写真は岡崎城天守閣と桜。岡崎城は、乙川(おとがわ)と矢作川(やはぎがわ)の合流地点に立地しており、『岡崎五万石』の歌詞でも「お城下まで船が着く」と歌われている。

矢作川には当時日本最長の矢作橋が架けられ、交通の要所として栄えた。現在の矢作橋上には国道1号線が通っている。

歌詞の一例

五万石でも岡崎様は
アー ヨイコノシャンセ
お城下まで船が着く
ションガイナ

アー ヤレコノ船が着く
お城下まで船が着く
ションガイナ

ア ヨーイ ヨーイ
ヨイコノシャンセ
まだまだ囃そ(ハヤソ)

<以下の歌詞は囃子言葉を割愛(歌い方は1番と同様)>

花は桜木 人なら武士よ
武士といやれば 三河武士

私の心は 矧ぎ(はぎ)の白帆
行方白波 水のまま

見たか聞いたか 岡崎様の
お馬じるしの 三つ団子

【試聴】岡崎五万石(喜久丸)

岡崎城と八丁味噌

ちなみに、岡崎城から西へ八町(約800m)離れていた八丁村(はっちょうむら)では、矢作川地域で収穫される矢作大豆を使った豆味噌「八丁味噌(はっちょうみそ)」が名産だった。

八丁味噌は「三河味噌」や「三州味噌」とも呼ばれ、名産品として江戸へも出荷されていた。八丁村は現在の愛知県岡崎市八帖町にあたる。

2006年のNHK朝ドラ「純情きらり」では八丁味噌の蔵元が舞台となり、「名古屋めし」への関心・知名度向上につながった。

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