まめまき(豆まき)

鬼は外 福は内♪ 節分の豆まきを歌った昭和初期の日本の唱歌

「鬼は外 福は内(おにはそと ふくわうち)」が歌い出しの童謡『まめまき(豆まき)』は、昭和初期に「えほん唱歌」上で発表された唱歌。

歌詞では「ぱらっ ぱらっ」と節分(せつぶん)の豆がまかれる様子が擬音で表現され、1番では鬼がこっそり逃げていく様子が、2番では福の神を招き入れる様子が描写されている。

えほん唱歌とは?

童謡『まめまき』が掲載された「えほん唱歌」(絵本唱歌)とは、昭和6年から8年にかけて音楽教育書出版協会から出版された児童・幼児向け唱歌集。

出版当時のタイトルは「ヱホンシャウカ」。春、夏、秋、冬の4冊が出版され、選曲には季節感が重視されている。『まめまき』は「冬」号に掲載された。『まめまき』以外の曲は現在ではあまり歌われていないようだ。

【YouTube】童謡・唱歌 『まめまき』

歌詞:童謡 『まめまき』

おにはそと
ふくはうち
ぱらっ ぱらっ
ぱらっ ぱらっ
まめのおと
おには こっそり
にげていく

おにはそと
ふくはうち
ぱらっ ぱらっ
ぱらっ ぱらっ
まめのおと
はやく おはいり
ふくのかみ

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桃太郎
お腰につけたキビダンゴ  一つわたしに下さいな これから鬼の征伐に ついて行くなら やりましょう
一寸法師 いっすんぼうし
娘を守ろうとした一寸法師だったが、指先ほどの小さな体では相手にならず、あっけなく捕まって鬼に一飲みにされてしまい・・・
鬼のパンツ(フニクリ・フニクラ)
鬼のパンツはいいパンツ 強いぞー 強いぞー♪

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