花 瀧 廉太郎

春のうららの隅田川/日本の唱歌

「春のうららの隅田川」が歌い出しの『花』は、瀧 廉太郎(滝 廉太郎)作曲の歌曲集『四季』の第1曲。春の隅田川の情景とともに、オールで水面を掻いて川を進んでいくボートの様子が描写されている。作詞は武島羽衣。

歌曲集『四季』には、第1曲『花』の他にも、第2曲『納涼』、第3曲『月』、第4曲『雪』があるが、第1曲『花』があまりにも有名になり過ぎたせいもあってか、他の3曲が演奏されることは今日ではほとんどない。

試聴・歌詞:瀧 廉太郎『花』

春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂(かひ)のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき

見ずやあけぼの 露浴びて
われにもの言ふ 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳(あおやぎ)を

錦おりなす 長堤(ちょうてい)に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとふべき

関連ページ

瀧 廉太郎 有名な曲・代表曲
『荒城の月』、『花(春のうららの隅田川)』、『箱根八里』など、明治時代に活躍した瀧 廉太郎(たき れんたろう)の有名な曲 解説と視聴まとめ
春の童謡・唱歌・日本のうた
『春よ来い』、『春が来た』、『花(春のうららの隅田川)』など、春をテーマとした日本の童謡・唱歌まとめ