まつぼっくり(童謡)

まつぼっくりがあったとさ♪ お猿が拾って食べたとさ♪

「まつぼっくりがあったとさ♪」が歌い出しの日本の童謡『まつぼっくり』は、作詞:広田孝夫、作曲:小林つや江。

歌詞は一番のみで、最後に「お猿が拾って食べた」と締めくくられるシンプルなストーリーとなっている。文末の「~ったとさ♪」の繰り返しがリズム感を演出している。

【試聴】 童謡『まつぼっくり』 歌詞つき

サルは本当にまつぼっくりを食べる? 食用なの?

童謡『まつぼっくり』の歌詞では、最後に「おさるが拾って食べた」と描写されているが、本当にサルはまつぼっくりを食べるのだろうか?

サルは、まつぼっくりのカサの部分(松かさ)は食べないが、その中にある実の部分、いわゆる松の実(下写真)を食べることがあるようだ。

松の実は人間も食べられる食材だが、日本にあるマツから落ちるまつぼっくりは実が小さく食用に向かない。

実際に食材となるのは中国東北部などで取れる松の実で、中華料理などで用いられる。松の実は古くから仙人の霊薬とも言われる程、滋養強壮、不老長寿、心臓病の妙薬として扱われてきた。

保育園のお遊戯で「まつぼっくり」の歌

童謡『まつぼっくり』は、保育園のお遊戯やお歌の時間などに手の動作を加えた遊び歌のように楽しまれているようだ。

YouTubeで見かけた保育園での『まつぼっくり』動画では、まず両手でまつぼっくりの形を模した状態で歌い出し、次は両手を頭の上で「高いお山」を表現していた。

そして、糸巻きのように両手をクルクル回して「ころころころころあったとさ♪」と続き、サルの真似をしながら「おさるが拾って食べたとさ♪」と最後にムシャムシャまつぼっくりを食べる様子が楽しく映されていた。

【試聴】 松ぼっくりがあったとさ(保育園のお遊戯)

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