カレリアの丘
Karjalan Kunnailla

フィンランド民謡/カレリア共和国 国歌原曲

『カレリアの丘 Karjalan Kunnailla』は、フィンランド南東部のカレリア地方に広がる原風景を歌ったフィンランド民謡。カンテレの名曲として知られるほか、カレリア共和国 国歌のメロディに使われている。

写真は、スオミ・フィンランドの原風景、北カレリア地方コリ国立公園 展望台からの眺め(出典:カエルの森WEBLOG)。

カレリアはフィンランド人にとって精神的な故郷とされ、シベリウスの交響詩「フィンランディア」もカレリアの原風景からインスピレーションを受けている。

ロシアとの国境に位置することから歴史上領有権の争いが絶えない地域で、1939年の冬戦争および1941年の継続戦争によって、現在カレリアはロシア領となっている。

カレリアを巡るロシアとフィンランドの争いについては、こちらのフィンランド民謡『サッキヤルヴェン・ポルカ』も是非ご覧いただきたい。

【試聴】Karjalan Kunnailla

歌詞(フィンランド語)・日本語訳(意訳)

Jo Karjalan kunnailla lehtii puu,
jo Karjalan koivikot tuuhettuu,
käki kukkuu siellä ja kevät on
vie sinne mun kaiho pohjaton

カレリアの丘では 木々は早くも花をつけ
白樺は緑に輝く
カッコウが鳴き 春を告げる
私の心はそこにある

Mä tunnen vaaras ja vuoristovyös
sun kaskien sauhut ja uinuvat yös
ja synkkäin metsien aarniopuut
sun siintävät salmes ja vuonojes suut.

カレリアの丘は今も変わらず
焼畑の煙 静かな夜
深い森に 聳え立つ木々
流れる川のせせらぎ

Siell' usein matkani määrätöin
Läpi metsien kulki ja närekköin.
Minä seisoin vaaroilla paljain päin,
Missä Karjalan kauniin eessäni näin.

あてもなくよく歩いた
森を抜け 川を越えて
山の頂から見下ろせば
眼下には美しきカレリアの地

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