アンダルコの歌  かわいいアンダルコ

チェコ民謡/粉雪降る夜は 可愛いアンダルコ

『アンダルコの歌 Andulko mé dítě 』は、日本の小学校で『たぬきのたいこ』として歌われるチェコスロバキア民謡。『かわいいアンダルコ』とも題される。

歌い出しの歌詞は「粉雪降る夜は、かわいいアンダルコ」。他の訳詞も存在するようだが、この「粉雪」版の歌詞が一般的に広く知られていると思われる。

小学校の授業で歌われる『たぬきのたいこ』の歌い出しは、「たぬきのぼうやが 山でタンタタタン 楽しく太鼓をたたくよ」。鍵盤ハーモニカ(ピアニカ/メロディオン)でもよく演奏される。

『オルゴールの中の小人』としても独自の歌詞がつけられており、歌い出しは「小さな 小さな 鐘を打つのは 小さな 小さな こびとよ」。

「アンダルコ Andulko」の意味について検索してみると「若い女性(女の子)」を指す単語のようで、どうやら具体的な人名ではなく、「小さな天使 little angel」といった愛称として使われているとの説明も見つかったが、詳細は不明。

英語圏では「Little Annie 幼いアニー」、「Angeline アンジェリン、アンジュリン」などのタイトルで、これもいくつか歌詞のバージョンがあるようだ。

YouTube動画を検索してみると、数は少ないがいくつか日本語版『アンダルコの歌』とメロディが合致する歌が見つかったので、ここでご紹介したい。

動画では、小学生らしき生徒らが若干拙い楽器演奏と合わせて合唱しているシーンも見られたことから、海外でも小学校などの音楽教育でこの『アンダルコの歌』の原曲が教材として用いられているように思われる。

【YouTube】アンダルコの歌

【YouTube】Andulko, mé dítě

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