A-Tisket, A-Tasket
ハンカチ落としの歌

ハンカチ落としゲームで歌われるアメリカの遊び歌

『A-Tisket, A-Tasket ア・ティスケット、ア・タスケット』は、19世紀アメリカ発祥とされる子供の遊び歌・ナーサリーライム。

歌詞では、好きな人に手紙を書いたら、送る途中で落としてしまい、それを男の子(または女の子)が拾ってポケットにしまって持って行ってしまうというストーリーが描かれている。

A-tisket a-tasket
A green and yellow basket
I wrote a letter to my love
And on the way I dropped it,
I dropped it,
I dropped it,
And on the way I dropped it.
A little boy he picked it up
And put it in his pocket.

アメリカでは、『A-Tisket, A-Tasket』は「ハンカチ落とし」ゲームで歌われる曲のようで、どうやら最初からこの「ハンカチ落とし」で歌われることを念頭に置いて作曲された遊び歌のようだ。

メロディは、イギリスのナーサリーライム・遊び歌『Ring a Ring o' Roses リング・ア・リング・オ・ローゼズ』にどことなく似ている。子供たちが円になって遊ぶ際に歌われる遊び歌として、何らかの影響を受けているのかもしれない。

なお、歌詞の2行目「A green and yellow basket」の部分は、「I lost my yellow basket」(黄色いバスケットをなくした」に差し替えて歌われる場合もあるようだ。

エラ・フィッツジェラルドがジャズカバー

20世紀アメリカを代表する女性トップジャズシンガー、エラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald/1917-1996)は、この『A-Tisket, A-Tasket』をジャズアレンジし、歌詞のストーリーを拡張させて1938年にリリースし、大ヒットを記録した。

エラ・フィッツジェラルドによるジャズ版『A-Tisket, A-Tasket』の歌詞では、主人公がママに手紙を書いて、バスケット毎落として困り果てている様子が描写されている(結局見つからないまま終わる)。

【試聴】A-Tisket A-Tasket Sing-A-Long

【試聴】ジャズ版 Ella Fitzgerald - A-Tisket, A-Tasket

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