大阪うまいもんの歌 歌詞と解説 手遊び歌

大阪には うまいもんが いっぱいあるんやで~♪

『大阪うまいもんの歌』は、関西地方の幼稚園を中心に広く歌われている手遊び歌・替え歌。アメリカ民謡『ゆかいな牧場』のメロディで歌う。作詞者は不詳。

「大阪にはうまいもんがいっぱいあるんやで~♪」の歌い出しに続き、たこやき、ギョーザ、お好み焼き、豚まん、イカ焼き、バッテラ(しめ鯖の押し鮨)、粟おこし(あわおこしなど、大阪の「うまいもん」を手遊びで表現していく。

ミナミの繁華街 道頓堀商店街

写真:ミナミの繁華街 道頓堀商店街(出典:Oilstreet/Wikipedia)

歌詞の最後では、なぜか東京名物の「もんじゃ焼」が登場し、すぐに「なんでやねん!」と振り付きでツッコミが入るのはさすが関西のDNAといったところか。

ちなみに、アメリカ民謡『すいかの名産地』も『大阪うまいもんの歌』と同じメロディで歌える。

【関連動画】大阪うまいもんの歌

【関連動画】アメリカ民謡『ゆかいな牧場』

歌詞の一例

1.
大阪には うまいもんが
いっぱいあるんやで~
たこやき ぎょうざ
お好み焼き ぶたまん

2.
大阪には うまいもんが
いっぱいあるんやで~
いかやき ばってら
あわおこし おこしやす~

3.
大阪には おもろいもんが
いっぱいあるんやで~
かに道楽 くいだおれ
もんじゃ焼き なんでやねん!

注:「もんじゃ焼き」が「吉本新喜劇」となっているバージョンあり。

口コミ人気で絵本まで登場

じわじわと口コミ人気で関西地方に広まり、テレビ番組で取り上げられて一気に全国区にまでその名を広めた『大阪うまいもんの歌』。2009年9月には、ついにこの歌が絵本になって登場した。

絵本のタイトルはズバリ「大阪うまいもんのうた」。作者は、大阪府生まれの絵本作家・長谷川 義史(はせがわよしふみ/1961-)。

絵本では、男の子と女の子が歌詞に合わせて大阪の名所を巡る。道頓堀、大阪市都島区にある奇抜なレジャービル、吹田市の万博記念公園にある「太陽の塔」の裏側など、リアリティーあふれる名所が独特のタッチで表現されている。

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