ひげじいさん

とんとんとんとん ひげじいさん とんとんとんとん アンパンマン!?

『ひげじいさん』は、保育園などでよく歌われる手遊び歌。歌いだしの歌詞は「とんとんとんとん ひげじいさん」。

両手をグーにして交互にトントンとたたき、あごや鼻の前でグーを重ねて「ひげじいさん」や「てんぐさん」などを表現していく。

『ひげじいさん』の他にも、アンパンマンやドラえもんなど、アイディア次第で様々なキャラクターで遊ぶことができ、時代を超えて長く親しまれている。

JASRACデータベースによれば、作詞者は不詳、作曲者は玉山 英光とされているが、詳しい作曲の経緯は不明。

『ひげじいさん』とよく似たメロディは、クラシック音楽のドヴォルザーク交響曲第8番 第4楽章に登場するが、関連は不明(詳細は後述)。

【試聴】ひげじいさん

とんとんとんとん ひげじいさん
とんとんとんとん こぶじいさん
とんとんとんとん てんぐさん
とんとんとんとん めがねさん
とんとんとんとん 手はうえに
キラキラキラキラ 手はおひざ

ドヴォルザーク交響曲第8番 第4楽章にも登場?

19世紀チェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークが1890年に作曲した『交響曲第8番ト長調』の第4楽章では、『ひげじいさん』をほうふつとさせる特徴的なメロディが登場する。

だいたい演奏開始から3分過ぎあたりから聴き始めれば、『ひげじいさん』のメロディにすぐに出会えるはずだ。さっそくYouTube動画で聴いてみよう。

【試聴】ドヴォルザーク『交響曲第8番』 第4楽章

該当のメロディは、太鼓をドンドンドンと連続3回打ち鳴らすリズムが特徴の「トルコ軍楽(メフテル)」が表現されており、『ひげじいさん』にあてはめると、「とんとんとん ひげじいさん♪」といった感じなる。

この「とんとんとん」に「とん」を一つ追加して「とんとんとんとん」にすれば、まさに『ひげじいさん』のフレーズが誕生してしまうから面白い。

『ひげじいさん』の作曲者が、このドヴォルザーク『交響曲第8番ト長調』を参照したかどうか不明だが、偶然の一致だとしたら、それはそれで興味深い。

なお、こうしたクラシック音楽と日本の民謡・童謡との間における偶然の一致については、こちらのお遊び企画「元ネタ・原曲・似てる曲 そっくりメロディ研究室」でいろいろまとめているので、こちらも是非お立ち寄りいただきたい。

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一部のメロディがよく似た2曲や、カバーされた原曲・元ネタあれこれまとめ。ジャンルは歌謡曲やアニメ・ゲーム音楽など幅広く。