今とは微妙に違ってる?!
楽譜で比較するオリジナルのメロディー

大きな古時計の謎 Grandfather's Clock

ピアノピース377 大きな古時計 by平井堅 (楽譜)

「大きな古時計」の原曲のメロディーは、さすがに百年以上も経っているだけあって、21世紀の今日知られるメロディーとは微妙に異なっている。

この点については、単に英語と日本語の語感の違いが原因の部分もあれば、時代を反映したアレンジがなされた部分もあるだろう。

参考までに、オリジナルのメロディーを楽譜とMIDIでちょっと比較してみた。何かの研究の役に立つかは微妙だが、原曲のレトロな感じを味わういい機会になれば幸いだ。

【試聴】大きな古時計(1876年オリジナル版)

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【微妙に違うメロディー PART 1】 大きなノッポの古時計~♪の部分

まず一つ目は、日本語の歌詞でいうと「~大きなノッポの古時計~♪」の「古時計」の部分。日本でおなじみのメロディーでは「ふ・る・ど・け・い」となる箇所が、オリジナルでは「ふ・る・どー・け・い」のように符点八分音符と十六分音符が使われ、躍動感・リズム感が強調されている。

【微妙に違うメロディー PART 2】 おじいさんの時計~♪の部分

二つ目は、日本語の歌詞でいうと「~おじいさんの時計~♪」の「とけい~♪」の部分。日本でおなじみのメロディーでは「ソ・ラ・シー」となるところが、オリジナルでは「ラ・ラ・シー」と平坦な感じのメロディーになっている。

【微妙に違うメロディー PART 3】 その日も動いてた~♪の部分

三つ目は、日本語の歌詞でいうと「~その日も動いてた~♪」の部分。日本でおなじみのメロディーでは「ラー・ソ・ラ・シー」となっている部分が、オリジナルでは「ラ・ラ・ラー・シー」となっており、同じリズムとメロディーの繰り返しを避けてアクセントがつけられている。

【微妙に違うメロディー PART 4】 おじいさんの生まれた朝に~♪の部分

四つ目は、日本語の歌詞でいうと「~おじいさんの生まれた朝に~♪」の「さんの」の部分。 オリジナルでは上の図の赤い囲みのように符点八分音符と十六分音符が使われ、日本でのメロディと比べて躍動感・リズム感が強調されている。

【微妙に違うメロディー PART 5】 今はもう動かない~♪の部分

最後の箇所は、日本語の歌詞でいうと「~今はもう動かない~♪」の「動かない」部分。オリジナルでは上の図の赤い囲みのように、英語の歌詞「never to go」の音節に合わせるべく、オリジナルでは十六分音符や符点八分音符が用いられている。

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