おもちゃの交響曲(シンフォニー)
Toy Symphony

以前はハイドンやモーツァルト父の作品とされていた小交響曲

『おもちゃの交響曲(おもちゃのシンフォニー)』は、オーストリアの作曲家・神父のエトムント・アンゲラー(Edmund Angerer)が1770年頃に作曲した小交響曲。

『おもちゃの交響曲』が最初に出版された時、作曲者としてハイドン、またタイトルとして『こどもの交響曲』が出版社の判断で付けられていた。

その後、アマデウス・モーツァルトの父レオポルト・モーツァルトが作曲したカッサシオン(Cassation in G major for toys, 全7曲)が1951年にバイエルン州立図書館で発見され、その一部が『おもちゃの交響曲』と同一であったことから、一時期レオポルト・モーツァルトが作曲者として受け入れられていた。

さらに半世紀後の1992年、オーストリア・チロル地方の修道院でエトムント・アンゲラーによる『おもちゃの交響曲』の楽譜が発見され、今日では彼が同曲の真の作曲者であるとみなされている。

チロル地方は、木製玩具の製造地であるバイエルン州の著名な保養地ベルヒテスガーデンがほど近く、木のオモチャから『おもちゃの交響曲』の曲想を得た可能性も考慮されているようだ。

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【試聴】おもちゃの交響曲(おもちゃのシンフォニー)

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