幻想曲(ショパン)作品49

ショパン/Fantasy in F minor, Op. 49

『幻想曲へ短調』作品49は、ポーランドの作曲家フレデリック・フランソワ・ショパンによるピアノ独奏用の幻想曲。1841年作曲。

写真:ポーランドのショパン博物館(旧:オストログスキ家宮殿)

本作はショパン唯一の幻想曲だが、1846年に出版された『幻想ポロネーズ 変イ長調』作品61も当初は幻想曲として作曲されており、両作品の共通点が指摘されることがある。

ジョルジュ・サンドとの喧嘩と仲直りを表現?

当時ショパンはジョルジュ・サンドとのマズルカ島への逃避行を終えフランスへ戻り、彼女の父方の実家があるノアンで夏を過ごしていた。

ショパンと親交のあったフランツ・リストは、この『幻想曲へ短調』はショパンとジョルジュ・サンドの喧嘩と仲直りを表現した作品であるとショパン本人から聞いたという逸話が伝えられている。

中田喜直作曲の「雪の降る街を」とそっくり?

余談だが、ショパンの「幻想曲へ短調 作品49」は、冒頭のメロディーが中田喜直作曲「雪の降る街を」の冒頭部分とよく似ている。中田喜直はこの曲の他にも、クラシックからインスパイアを受けたと思われる日本の童謡・歌曲をいくつか作曲している(参照:そっくりメロディー研究室)。

【試聴】幻想曲へ短調 作品49

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