さおだけ屋の歌・歴史 竿竹屋

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「たーけやー、さーおだけー♪」の物売り声で知られる竿竹屋(さおだけ屋)の移動販売車。「2本で千円、20年前のお値段です」などの売り文句で高齢者の多く住む地域や団地などを巡回しているがトラブルも多い。

軽トラックに積んだスピーカーから流れる宣伝文句・物売り声は、石焼き芋屋のそれと比較的似ている点が見られ、最初の一文字を伸ばした後に「や」を長く歌うなど、ルーツは近いところにありそうだが、両者の関係は不明だ。

さおだけ屋(の移動販売)の歴史についても調べて見たが、誰がいつ頃始めたなどの詳細について記した文献に出会うことはできなかった。

洗濯物を干すのに竿竹を用いていたのは江戸時代に関する歴史資料から見て取れるが、その竿竹をどこから入手したのかについては明らかではない。

ただ、江戸時代などは竹藪がいたるところにあり、庶民でも竹を入手するのは今より容易で値段も相当安かったと想像される。引き売りしようにも重くてかさばるし儲からないとなれば、竿竹については移動販売的な形態は取りにくかったと思われる。

引き売りでおなじみの石焼き芋屋でさえ、店舗での販売から引き売りによる移動販売がスタンダードになったのは戦後の事なので、おそらく竿竹屋の移動販売についても戦後に始まったものではないかと推測される。

なお、ホームセンターやネット通販による配送などの普及により、竿竹屋の移動販売車の数は減少傾向にあるようだ。詐欺的な商品説明によるトラブルが後を絶たないので、物干し竿はネット通販で購入されることを強くお勧めしたい。

ステンレス 伸縮物干し竿 1.66m~3.0m

【試聴】さおだけ屋の売り声(女性版)

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