マリア・リスボア(リシュボア)
Maria Lisboa
『異邦人』の元ネタ? ポルトガル民族歌謡「ファド」の名曲
『Maria Lisboa マリア・リスボア(リシュボア)』は、ポルトガルの有名な民族歌謡(ファド Fado)。「リスボア」とはポルトガルの首都リスボンを意味する。
この曲は、日本の歌謡曲である『異邦人』(歌:久保田早紀)と曲調やメロディ進行が似ており、いわゆる「元ネタ・原曲」として引き合いに出されることが多い。
ポルトガル・リスボンのアルファマ旧市街
【YouTube】マリア・リスボア(リシュボア) Maria Lisboa
【YouTube】異邦人 久保田早紀
ファド(Fado)とは?
ファド(Fado)とは「運命」、または「宿命」を意味する。レストランなどで歌われる大衆歌謡として1820年代に生まれた。
19世紀中頃に入ると、リスボンのマリア・セヴェーラの歌によって現在の地位を得た。主にポルトガルギター(ギターラ)と、ヴィオラ(クラシック・ギター)で伴奏される。
有名な女性歌手としては、アマリア・ロドリゲス(Amália Rodrigues/Amalia Rodrigues/1920-1999)が「ファドの女王」として国内外で知られている。
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