安来節 やすぎぶし
どじょうすくいのルーツは、砂鉄を集める「土壌すくい」?
『安来節(やすぎぶし/やすきぶし)』は、島根県安来地方に伝わる日本の民謡。
唄に添えられる民俗舞踊「どじょうすくい」は、安来地方の名産・安来鋼を製造する「たたら吹き製法」において、原料の砂鉄を採取する際の動作がルーツと言われている。
この「砂鉄を集める」というルーツから考えると、「どじょう」という言葉は、魚のドジョウではなく「土壌」を意味することになる。
写真:神々のふるさと山陰 観光ポータルサイトより
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【YouTube】安来節
【YouTube】美作梶並会/安来節
歌詞の一例:安来節
出雲名物 荷物にならぬ
聞いてお帰れ 安来節
松江名所は かずかずあれど
千鳥お城に 嫁が島
俺がお国で 自慢のものは
出雲大社に 安来節
出雲八重垣 鏡の池に
映す二人の 晴れ姿
愛宕お山に 春風吹けば
安来千軒 花吹雪
私しゃ雲州 浜佐陀生まれ
朝も早うから 鱒やどじょ