会津磐梯山 あいづばんだいさん
日本の民謡/小原庄助さん 何で身上つぶした?
『会津磐梯山(あいづ ばんだいさん)』は、福島県に伝わる日本の民謡。夏祭りの唄・盆踊りの音楽としても用いられる。原曲は会津民謡『玄如節』。
磐梯山(ばんだいさん)は、猪苗代湖の北にそびえる活火山。標高は約1,816m。磐梯高原を含めて磐梯朝日国立公園に属する。
元は「いわはしやま」と読み、「天に掛かる岩の梯子」の意味がある。磐梯山の麓は、南が表磐梯、北が裏磐梯と呼ばれる。
【YouTube】会津磐梯山
歌詞(一例)
会津磐梯山は宝の山よ
笹に黄金がなりさがる
何故に磐梯あの様に若い
湖水鏡で化粧する
北は磐梯 南は湖水
中に浮き立つ翁島
主は笛吹く私は踊る
櫓太鼓の上と下
小原庄助さん 何で身上(しんしょう)潰した
朝寝 朝酒 朝湯が大好きで それで身上つぶした
ハア もっともだ もっともだ
小原庄助(おはらしょうすけ)とは?
お囃子の歌詞に登場する「小原庄助(おはらしょうすけ)」とは一体誰なのか?
道楽三昧で家の金を使い果たし、「身上つぶした(破産した)」ほどの酒好き・遊び好きとあるが、そのモデルと考えられる人物については次のように諸説ある。
江戸時代に材木で大儲けした商人、幕末の同姓同名の志士、会津漆器の塗り師で酒豪の久五郎などがモデルとして挙げられるようだが、どれも決め手に欠けるようだ。
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