センバツ春の高校野球 大会歌『今ありて』歌詞

春の甲子園テーマ曲/作詞:阿久悠/作曲:谷村新司

『今ありて』は、春のセンバツ高校野球大会歌として開会式や閉会式に歌われる楽曲。1993年発表。作詞:阿久悠、作曲:谷村新司。

センバツ春の甲子園、すなわち選抜高等学校野球大会の大会歌としては、1934年から四半世紀以上歌われ続けてきた先代の『陽は舞いおどる甲子園』を懐かしむ世代の方も多いと思われるが、この『今ありて』も20年以上の歴史を持つ大会歌として定着しており、春の高校野球を彩る大会テーマ曲として多くの人々に愛されているようだ。

歌詞の内容は?

『今ありて』の歌詞では、若い高校球児が甲子園に集い競い合う春の高校野球・センバツ大会歌にふさわしく、「新しい季節」、「新しい人」、「甲子園」、「希望」、「未来」、「夢」など、新たな時代を担う若者たちの未来への希望と夢があふれる内容となっている。

ちなみに作詞者の阿久悠(あく ゆう/1937-2007)は大の野球ファンであり、「瀬戸内少年野球団」の原作者としても知られる。プロ野球では阪神タイガースを応援していたが、西武ライオンズや福岡ダイエーホークスの球団歌も手掛けている。高校野球に関しては、スポニチ誌面で「甲子園の詩」という抒情詩を夏の高校野球期間中に連載していた。

【YouTube】選抜大会歌「今ありて」 合唱 2009年版

歌詞

新しい季節のはじめに
新しい人が集いて
頬そめる胸のたかぶり
声高な夢の語らい

ああ 甲子園 草の芽 萌え立ち
駆け巡る風は
青春の息吹きか

今ありて 未来も扉を開く
今ありて 時代も連なり始める

踏みしめる土の饒舌
幾万の人の想い出
情熱は過ぎてロマンに
花ふぶく春に負けじと

ああ 甲子園 緑の山脈
たなびける雲は
追いかける希望か

今ありて 未来も扉を開く
今ありて 時代も連なり始める

ああ 甲子園 緑の山脈
たなびける雲は
追いかける希望か

今ありて 未来も扉を開く
今ありて 時代も連なり始める
今ありて 時代も連なり始める
とき
じょうぜつ
やまなみ
やまなみ

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