空は青くそして白い
Taivas on sininen ja valkoinen

フィンランド民謡・伝承曲

フィンランド民謡『空は青くそして白い』(Taivas on sininen ja valkoinen)で歌われている青と白の2色は、フィンランド国旗のデザインにも用いられており、湖や海、雪などのフィンランドの自然を象徴している。

フィンランド語で青は「sininen」(シニネン)、白は「valkoinen」(ヴァルコイネン)、空は「Taivas」(タイヴァス)。

写真:フィンランドの首都ヘルシンキ

フィンランド南部の内陸には湖水地方が広がり、幅が200m以上の湖が最低でも55,000は存在するという。最大の湖はサイマー湖で、琵琶湖の6倍以上の面積がある。

国土の3分の1以上が北極圏にあるフィンランドは、特に北方のラップランドで1年の半分以上(7ヶ月ほど)が降雪期間となり、長い間白い雪が一面に広がる雪景色となる。

【YouTube】Taivas on sininen ja valkoinen

歌詞の一例・日本語訳

Taivas on sininen ja valkoinen
ja tähtösiä täynnä,
niin on nuori sydämeni
ajatuksia täynnä.

空は青くそして白い
そして無数の星に満たされている
私の若い心が
たくさんの想いで満たされているように

Enkä mä muille ilmoita
mun sydänsurujani,
synkkä metsä, kirkas taivas
tuntee mun huoliani.

私は他の人に語りはしない
私の心の悲しみを
深い森と澄み切った空だけが
私の不安を知っている

<日本語訳引用:フィンランド民謡の花束 小冊子より>

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