I Will Survive 歌詞の意味・和訳

映画サントラや劇中歌によく使われるグロリア・ゲイナー最大のヒット曲

『I Will Survive』(アイ・ウィル・サヴァイヴ)は、アメリカの女性歌手グロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor/1949-)が1978年に発表したディスコ・ポップ。邦題は『恋のサバイバル』。

アメリカのビルボード・チャート「Billboard Hot 100」と全英チャートで1位を記録し、グロリア・ゲイナーにとって最大のヒット曲となった。

歌詞では、恋人に別れを告げられた人物が、ショックから立ち直って新たな人生を歩み出す強い意志が表現されている。このページでは、女性が男性に別れを告げられたと仮定して和訳した。

グロリア・ゲイナー Gloria Gaynor

ジャケット写真:グロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)ベスト盤

2015年のアメリカ映画「オデッセイ(The Martian)」(主演:マット・デイモン)では、エンドロールで『I Will Survive』が流れる。

そのほか、2005年のディズニー映画「チキン・リトル」、2000年の映画「リプレイスメント」(主演:キアヌ・リーブス)、2002年の映画「メン・イン・ブラック 2」など、数多くの映画でサントラや劇中歌、エンドロールなどに使われている。

【YouTube】Gloria Gaynor - I Will Survive

歌詞の意味・和訳(意訳)

『I Will Survive』

作詞・作曲:フレディー・ペレン(Freddie Perren)、ディノ・フェカリス(Dino Fekaris)

At first I was afraid
I was petrified
I kept thinking I could never live
Without you by my side

最初は怖かった
呆然としてた
ずっと考えていたわ
あなたがそばにいないと
もう生きられないって

But then I spent so many nights
Thinking how you did me wrong
And I grew strong
And I learned how to get along

でも多くの夜を考えながら過ごしたの
あなたが私にしたひどい仕打ちを
そして私は強くなった
乗り越える術を学んだわ

And so you're back from outer space
I just walked in to find you here
With that sad look upon your face

そしてあなたは戻ってきた 遠い場所から
私が帰ってきたら あなたはここにいた
顔には悲しみを浮かべてた

Should have changed my stupid lock
I should have made you leave your key
If I'd have known for just one second
You'd be back to bother me

カギを替えておくべきだったわ
合鍵を置いていってもらうべきだった
あなたが戻って来て私を悩ませるって
ほんの少しでも考えておけばよかった

Go on now, walk out the door
Just turn around now
'Cause you're not welcome anymore

今すぐ行って ドアから出て行って
さあ 今すぐあっちを向いて
アンタなんて もういらないのよ

Weren't you the one
Who tried to hurt me with goodbye?
Did you think I'd crumble?
Did you think I'd lay down and die?

そっちじゃなかったの?
別れを切り出して
私を傷つけようとしたのは
私がショックで崩れ落ちて
横たわって死んでしまうとでも思った?

Oh no, not I, I will survive
Oh as long as I know how to love
I know I'll be alive

大間違いよ 私は違う
私は生き抜くわ
愛し方を知っている限り
私は生きていくの

I've got all my life to live
And I've got all my love to give
I will survive, I will survive, hey hey

私はまだ生きるべき人生がある
そして与えるべき愛があるの
私は生き抜く 生き抜いてみせるわ

It took all the strength I had
Not to fall apart
Just trying hard to mend
The pieces of my broken heart

ありったけの力を使ったわ
ダメになってしまわないように
ただ必死に直そうとしてた
壊れた心のかけらを

And I spent oh so many nights
Just feeling sorry for myself
I used to cry but now
I hold my head up high

私な多くの夜を過ごしたわ
ただ自分を惨めに感じながら
泣いてばかりいたけど
今はしっかり前を向いてる

And you see me, somebody new
I'm not that chained up little person
Still in love with you

あなたの前にいる私は もう別人なのよ
あなたに未練があるような
過去に囚われた小娘じゃないの

And so you felt like dropping in
And just expect me to be free
But now I'm saving all my loving
For someone who's loving me

ここへ来ようと思ったのね
私が独り身だろうと思って
でも もう私の愛はとってあるの
私を愛してくれる誰かのために

Go on now, go walk out the door
Just turn around now
'Cause you're not welcome anymore

今すぐ行って ドアから出て行って
さあ 今すぐあっちを向いて
アンタなんて もういらないのよ

Weren't you the one
Who tried to break me with goodbye?
Did you think I'd crumble?
Did you think I'd lay down and die?

そっちじゃなかったの?
別れを切り出して
私を傷つけようとしたのは
私がショックで崩れ落ちて
横たわって死んでしまうとでも思った?

Oh no, not I, I will survive
Oh, as long as I know how to love
I know I'll stay alive

大間違いよ 私は違う
私は生き抜くわ
愛し方を知っている限り
私は生きていくの

I've got all my live to live
And I've got all my love to give
I will survive, I will survive, hey hey

私はまだ生きるべき人生がある
そして与えるべき愛があるの
私は生き抜く 生き抜いてみせるわ

<以下、繰り返しのため省略>

サッカー関連の歌として

オランダでは、男女3人組のクラブハウス音楽ユニットHermes House Band(ヘルメス・ハウス・バンド)が『I Will Survive』をカバー。

原曲の間奏部分には「la la la la... ラーララーラー・・・」とコーラスがつき、さらにロシア民謡のように徐々にテンポが速くなるアレンジが加えられている。

【YouTube】Hermes House Band - I Will Survive

このカバー盤のコーラス部分が、オランダ国内のサッカークラブチームによるサポーターソングとして使われており、以前は小野伸二が所属したフェイノルートのゴール時などにスタジアムで流れていた。

その後はオランダに限らず、例えば1998年のサッカーワールドカップ(W杯)で優勝したフランスが『I Will Survive』コーラス部分をロッカールームで合唱していたシーンが有名になったほか、サッカー日本代表(トルシエ・ジャパン)も好んで同曲をチームの意気高揚に用いている。

日本ではまた、毎年元旦に行われる天皇杯での閉会式のセレモニーで流されるほか、日本での独自タイトル『ラの歌』として歌われていた。

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