フルメタルジャケット使われた洋楽は？

1960年代にアメリカでヒットした洋楽・ポピュラーソングが使われた

「フルメタル・ジャケット」（Full Metal Jacket）は、ベトナム戦争を題材にした1987年のアメリカ映画。

監督は、『2001年宇宙の旅(1968) 』、『アイズ・ワイド・シャット(Eyes Wide Shut/1999)』などで知られるスタンリー・キューブリック。

同作では、映画の舞台である1960年代にアメリカでヒットした洋楽・ポピュラーソングが使われている。これらの洋楽を一覧にまとめてみた。

ジャケット写真：フルメタル・ジャケット [Blu-ray]

『ハロー・ベトナム』（Hello Vietnam）は、アメリカのカントリー歌手ジョニー・ライト（Johnnie Wright/1914-2011）が1965年にリリースしたカントリーソング。オープニングの散髪シーンに使用された。

『サーフィン・バード』（Surfin' Bird）は、アメリカのロックバンド、ザ・トラッシュメン（The Trashmen）が1963年にリリースしたヒット曲。

『愛のチャペル』（Chapel of Love）は、女性ボーカル・グループのディキシー・カップス（The Dixie Cups）が1964年に発表したデビュー・シングル。

『ウーリー・ブーリー』（Wooly Bully）は、サム・ザ・シャム・アンド・ザ・ファラオス（Sam the Sham & The Pharaohs）が1964年にリリースしたヒット曲。

『These Boots Are Made for Walkin』（邦題：にくい貴方）は、『マイ・ウェイ』で有名なフランク・シナトラの娘ナンシー・シナトラ（Nancy Sinatra）が1965年にリリースしたヒット曲。

日本では、TBSテレビ系音楽バラエティ番組「うたばん」テーマ曲として使用されていた。司会は石橋貴明（とんねるず）と中居正広（SMAP）。

『I Like It Like That』（アイ・ライク・イット・ライク・ザット）は、アメリカのR&B歌手クリス・ケナー（Chris Kenner）が1961年にリリースしたヒット曲。

『ミッキーマウス・マーチ』（Mickey Mouse March）、1955年から1996年までアメリカで放送されていたディズニーの子供向けテレビ番組「ミッキーマウス・クラブ（Mickey Mouse Club）」テーマソング。

映画「フルメタル・ジャケット」では、ラストの行軍シーンで劇中曲として合唱される。

『Paint It, Black』（邦題：黒くぬれ!）は、1966年にリリースされたローリング・ストーンズの楽曲。エンド・ロール（エンド・クレジット）で使用された。

ジャケット写真：フルメタル・ジャケットサウンド・トラック