Born to Be Wild 歌詞と和訳 ステッペンウルフ
ヒッピー最盛期の1969年に公開された傑作ロード・ムービー主題歌
『Born to Be Wild』(ボーン・トゥ・ビー・ワイルド)は、ステッペンウルフ(Steppenwolf)が1968年にリリースした楽曲。邦題は『ワイルドでいこう!』。
1969年のアメリカ映画「イージー・ライダー(Easy Rider)」冒頭で、主人公らがバイクで疾走するシーンに使われた。
映画「イージー・ライダー」は、大金を手に入れた二人がバイクでアメリカ放浪の旅に出るロード・ムービーの傑作。当時のアメリカで社会現象となっていたヒッピー運動の空気感が色濃く反映されている。
ジャケット写真:映画「イージー・ライダー(Easy Rider)」
ちなみに、 映画「イージー・ライダー」がアメリカで公開された1969年、カリフォルニアでロック・フェスティヴァルが開催された。
集結した数十万人のヒッピーらにより会場は無秩序状態となり、数名の死者を出して問題化した。この事件以後、ヒッピー運動の勢いは急速に衰えていった。
この1969年という節目の年については、イーグルスの代表曲『ホテル・カリフォルニア(Hotel California)』の歌詞でも言及されている。
【YouTube】Steppenwolf - Born to Be Wild
歌詞の意味・和訳(意訳)
『Born to Be Wild』
作詞・作曲:マーズ・ボンファイヤー(Mars Bonfire)
Get your motor runnin’
Head out on the highway
Lookin’ for adventure
In whatever comes our way
エンジンかけて
ハイウェイを走り出そう
冒険を求めて
行く道に何が起ころうと
Yeah Darlin’ go make it happen
Take the world in a love embrace
Fire all of your guns at once
And explode into space
そうさ相棒 やってやろうぜ
この世界を愛で抱きしめよう
すべての銃をぶっ放せ
宇宙まで爆発させろ
I like smoke and lightning
Heavy metal thunder
Racin’ with the wind
And the feelin’ that I’m under
俺が好きなのは煙と電光
ヘヴィメタル(重金属)の雷鳴
風とレースは
押されっぱなしさ
Yeah Darlin’ go make it happen
Take the world in a love embrace
Fire all of your guns at once
And explode into space
そうさ相棒 やってやろうぜ
この世界を愛で抱きしめよう
すべての銃をぶっ放せ
宇宙まで爆発させろ
Like a true nature’s child
We were born, born to be wild
We can climb so high
I never wanna dieBorn to be wild
Born to be wild
本当の野生児のように
俺達は生まれた
ワイルドに生きるために
こんなにもハイになれる
死にたくなんかないぜ
俺達は生まれた
ワイルドに生きるために
収録アルバム
ジャケット写真:ベスト・オブ・ステッペンウルフ
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