東京パノラママンボボーイズ

異色の昭和マンボ・トリオ東京パノラママンボボーイズ

東京パノラママンボボーイズは、マンボに特徴的なフリフリ袖の衣装を身にまとい、DJ（コモエスタ八重樫）＋パーカッション（パラダイス山元、ゴンザレス鈴木）という世界で唯一のパノラマスタイルで活動していた3人組の音楽トリオ。

1991年にアルバム「マンボ天国」で（株）テイチクエンタテインメントからデビュー。このアルバムに収録された曲は、すべて他のアーティストの楽曲をカヴァーした「オール・カヴァー」版。

デビューアルバム「マンボ天国」には、マンボの王様「ペレス・プラード」による楽曲『AL COMPAS DEL MAMBO』をカヴァーした『マンボのビート（リズム）』が収録されている。

この『マンボのビート（リズム）』は、フジテレビ系列で平日13時から13時30分放送されているトークバラエティ番組「ライオンのごきげんよう」のオープニング曲として、1991年9月から2002年3月まで使われていた。

パーカッションのパラダイス山元（1962-）は、北海道札幌市出身。日本大学芸術学部美術学科インダストリアルデザイン専攻卒業。東京パノラママンボボーイズでメジャーデビュー。

ミュージシャンになる前は、SUBARU（スバル／富士重工）でデザイナーとして活躍し、同社の自動車や鉄道車両わたらせ渓谷鐵道のデザインを手がけた。

デザイナーとしての代表作は、現在のステーションワゴン人気の先駆けとなった初代レガシィツーリングワゴン、スバルの2ドアスポーツクーペアルシオーネSVXなどがある。

1998年、グリーンランド国際サンタクロース協会に正式に認定された。いわゆる公認サンタクロースである。2006年現在、アジアにおける公認サンタクロースはパラダイス山元ただ一人だそうだ。