ラジャ・マハラジャー 歌詞と解説

インドへ行ったら会いたい人は? ラジャ ラジャ マハラジャー♪

『ラジャ・マハラジャー』は、 NHK「みんなのうた」で1985年2月に初回放送された子供向けの歌。作詞:福田三月子、作曲:吉川洋一郎、歌:戸川純。

写真:インドの世界遺産タージ・マハル(出典:Wikipedia)

『ラジャ・マハラジャー』の歌詞では、「インド(印度)で一番なりたいもの」、「インドで一番大金持ち」、「インドへ行ったら会いたい人」として「マハラジャー」が連呼される。

歌詞の「マハラジャ」はインドの王様に類する人物像のようだが、同曲では神秘的でファンタジー的な世界観において描写される人物であり、実在した特定の人物を指すものではないようだ。称号「マハーラージャ」については後述する。

【YouTube】ラジャ・マハラジャー

歌詞

『ラジャ・マハラジャー』
作詞:福田三月子
作曲:吉川洋一郎

印度の子供がなりたいものは
ラジャ ラジャ マハラジャー
赤い飾りの象牙の馬車で
ラジャ ラジャ マハラジャー

北から南へ行列つれて
お妃 探しに行くそうな
まあ! まあ!
ラジャ ラジャ マハラジャー
ラジャ ラジャ マハラジャー

2.
印度でいちばん大金持ちは
ラジャ ラジャ マハラジャー
銀の孔雀の羽からとった
ラジャ ラジャ マハラジャー

夢からさめない クスリを飲んで
千年 長生き するそうな
まあ! まあ!
ラジャ ラジャ マハラジャー
ラジャ ラジャ マハラジャー

3.
印度へ行ったら 会いたい人は
ラジャ ラジャ マハラジャー
金の天窓 大きく開けて
ラジャ ラジャ マハラジャー

月から星から 光を集め
お城のランプに するそうな
まあ! まあ!
ラジャ ラジャ マハラジャー
ラジャ ラジャ マハラジャー
ラジャ ラジャ マハラジャー
ラジャ ラジャ マハラジャー

偉大な王マハーラージャ

マハーラージャは、「偉大な王」、「高位の王」を意味するサンスクリット語の称号。 女性形はマハーラーニー。

「偉大な」を意味する「マハーント」と、「王」を意味する「ラージャ」との、二つの言葉から成っている。

『ラジャ・マハラジャー』の歌詞「ラジャ ラジャ マハラジャー♪」に当てはめてみると、「王様 王様 大王様♪」と歌っていることになるだろうか。

おそらくは、その言葉の意味を深く考えずに語呂の良さを優先して歌詞にしていると思われるが、ちゃんと意味の通る区切りでユーモラスなコーラスになっているところがす凄い。「ラジャ」の意味を踏まえた上でのことなら更に凄い。

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