この素晴らしき世界 歌詞の意味・和訳

グラミー殿堂賞を受賞したルイ・アームストロングの名曲

『この素晴らしき世界』(原題:What a Wonderful World/ホワット・ア・ワンダフル・ワールド)は、1967年にリリースされたルイ・アームストロング(Louis Armstrong/1901–1971)の楽曲。

1987年にはアメリカ映画「グッドモーニング, ベトナム』BGMとしてリバイバルヒット。日本ではテレビCMで度々使われ、2004年の映画「スウィングガールズ」サントラにも収録された。

2016年には、CGアニメ映画「ファインディング・ニモ」の続編となる「ファインディング・ドリー(Finding Dory)」において、この『この素晴らしき世界』が印象的に用いられている。

この素晴らしき世界 ルイ・アームストロング・ベスト

ジャケット写真:この素晴らしき世界 ルイ・アームストロング・ベスト

1999年には、ルイ・アームストロングによるレコーディングがグラミー殿堂賞(Grammy Hall of Fame)を受賞している。

今日まで、B.B.キング、ロッド・スチュワート、サラ・ブライトマン、セリーヌ・ディオン、ケニー・Gなど、数多くのアーティストによってカヴァーされている。

【YouTube】Louis Armstrong - What A Wonderful World

歌詞の意味・和訳(意訳)

『この素晴らしき世界』

作詞・作曲:Bob Thiele (as "George Douglas"), George David Weiss

I see trees of green
Red roses too
I see them bloom
For me and you
And I think to myself
What a wonderful world

緑の木々が見える
赤いバラも
咲いているんだ
僕と君のために
そしてひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだ

I see skies of blue
And clouds of white
The bright blessed day
The dark sacred night
And I think to myself
What a wonderful world

青い空が見える
そして白い雲も
輝き祝福された日
暗く神聖な夜
そしてひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだ

The colors of the rainbow
So pretty in the sky
Are also on the faces
Of people going by

I see friends shaking hands
Saying, “How do you do?”
They’re really saying
“I love you”

虹の色は
空で綺麗に見えるけど
通り過ぎる人々の
表情にもその美しさがある

友達同士が握手してる
「ごきげんよう」と言いながら
彼らは本当はこう言ってる
「愛してます」って

I hear babies cry
I watch them grow
They’ll learn much more
Than I’ll ever know
And I think to myself
What a wonderful world

赤ちゃんが泣いている
彼らは大きくなって
多くの事を学ぶだろう
僕が知り得る事以上に
そして僕はひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだ

Yes, I think to myself
What a wonderful world

そう 僕はひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだ

関連ページ

聖者の行進(聖者が町にやってくる)
サッチモの愛称で有名なルイ・アームストロングのレパートリーの一つ。ニューオリンズでは葬列マーチとしても有名。
ジャズ・スタンダード名曲まとめ
『A列車で行こう』、『フライ・ミー・トゥーザ・ムーン』、『シング・シング・シング』など、日本でも有名なジャズ・スタンダード名曲解説と歌詞の意味・和訳、YouTube動画まとめ。