エース・オブ・ダイヤモンド
Ace of Diamond

日本の小学校でも踊られるデンマークのやさしいフォークダンス

『エース・オブ・ダイヤモンド(ダイアモンド) Ace of Diamond』は、北欧デンマークに伝わるフォークダンス。易しい子供向けの曲として、日本の小学校でもフォークダンスで踊る機会があるようだ。

タイトルの意味は、おそらくトランプで言うところの「ダイヤのエース」を指していると思われるが、なぜハートのエースやスペードのエースではなく「ダイヤのエース」なのかは不明。そもそもトランプとは無関係なのかもしれない。何か深い由来があるのだろう。

ちなみに、キングレコード「決定版たのしいフォークダンス」の解説に拠れば、『エース・オブ・ダイヤモンド Ace of Diamond』の原曲は、デンマークの古い民謡『リッチ・ラッチ Ritsj Ratsj (Ritsch, Ratsch, Filibom-Bom-Bom)』だそうだ。

【YouTube】Ace of Diamond

【YouTube】Lars Vegas Trio - Ritsch Ratsch

『エース・オブ・ダイヤモンド』の踊り方は?

フォークダンス『エース・オブ・ダイヤモンド』の一般的な踊り方は、まず二人組になって向き合い、全体でダブル・サークル(二重円)の体型を組む。

最初の8呼間は、1拍(または2拍)拍手をし、パートナーと右腕を組んで時計回りにスキップ(エルボー・スイング)。次の8呼間は左腕を組んで反時計回りにスキップ。

次の4呼間は、向き合ったまま一方は内側に、一方は外側にツーステップで後退し、4呼間で元の位置に前進して戻る。これを2セット繰り返す(計16呼間)。

小学校低学年向けに難易度を下げる場合は、両手を腰にあてて音楽に合わせて左右交互にヒールタッチを繰り返してもよい。このステップは、デンマークの伝統的なダンスによく見られる「ブレッキング・ステップ」と呼ばれる踊りだそうだ。

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