ソナチネ(ラヴェル)Sonatine
繊細で美しい旋律に満ち溢れたラヴェルのソナチネ
『ソナチネ(ピアノのためのソナチネ)』は、ラヴェル(ラベル)が1903年から1905年に作曲したピアノ曲。
ある出版社が主催した作曲コンクールのために書き上げた曲で、入選したのはラヴェルただ1人だったという。
【YouTube】ラヴェル ソナチネ
【YouTube】Argerich アルゲリッチ演奏 ラヴェル ソナチネ
楽章構成
以下の3楽章から構成される。第1楽章の第1主題が以降の3楽章にも形を変えながら登場する。
第1楽章 中庸の速さで Modéré
美しい旋律に満ち溢れたソナチネ形式
第2楽章 メヌエット Mouvt de Menuet
モーツァルト風の不規則な楽節構造
第3楽章 活き活きと Animé
時折り変拍子が織り込まれたリズミカルなロンド形式
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