メフィスト・ワルツ第1番
フランツ・リスト(Franz Liszt/1811-1886)
リスト:P作品集【視聴あり】 |
『メフィスト・ワルツ第1番 Mephisto Waltz』は、レーナウ「ファウスト」に基づく管弦楽曲「村の居酒屋での踊り」をピアノ独奏用に編曲したフランツ・リストの楽曲。
レーナウ(Nikolaus Lenau/1802-1850)とは、オーストリアの詩人(ハンガリー出身)。
ハンガリー的情熱と、スラブ的憂鬱の交じり合った独自の作風により「世界苦の詩人」として知られる。
叙事詩「ファウスト」は、レーナウによる1836年の作品。ゲーテ「ファウスト」と同一の題材に基づき、神と人生に対する懐疑と絶望を詠っている。
レーナウの詩は多くの作曲家に創作のインスピレーションを与え、リヒャルト・シュトラウス交響詩『ドン・ファン』、メンデルスゾーン『春の歌』、シューマン『6つの詩とレクイエム』などが生まれている。
【YouTube】Horowitz plays Liszt Mephisto Waltz part 1
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【楽譜】 リスト メフィスト・ワルツ第1番楽譜: 42ページ |