交響曲第1番(ブラームス)
ブラームス/Symphony No. 1 in C minor, Op. 68
ブラームス:交響曲第1番(バーンスタイン指揮) |
『交響曲第1番ハ短調』作品68 は、ブラームスが作曲した4つの交響曲のうちの最初の1曲。
ブラームス最初の交響曲として特に厳しく推敲が重ねられ、着想から完成までに21年という歳月を要した労作である。
ベートーヴェンからの交響曲の系譜を正統に受け継いだ名作であり、交響曲の歴史上でも最も偉大な一曲という意味で、指揮者のビューローから「ベートーヴェンの交響曲第10番」と絶賛された。
【YouTube】ブラームス 交響曲第1番 第1楽章
【YouTube】Brahms Symphony No.1 mvt. I
讃美歌・NHKみんなのうた・ウイスキー
なお、終楽章の第一主題のメロディーには歌詞がつけられ、讃美歌第二編59番『すべてのもの統らすかみよ(Victorious)』として歌われている。
また、NHK「みんなのうた」で1978年に放送された『風の歌』(歌:和田アキ子)のメロディーの原曲にもなっており、形を変えて今日まで愛称・愛聴されている。
余談だが、サントリーのピュアモルト・ウイスキー「響(ひびき)」は、この『交響曲第1番』をイメージして企画された商品だそうだ。CM曲にも使われていた。
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発売日: 2003/8/21 |