運命 交響曲第5番
ベートーヴェン/Symphony No. 5, Op. 67
ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番 |
『交響曲第5番ハ短調作品67』は、ベートーヴェン中期の代表作。「運命交響曲」の名で知られ、特に形式美の面において際立って高い評価を得ている。
ベートーヴェンの弟子が「冒頭の4つの音は何を示すのですか?」と問うと、「運命はこのように扉をたたくのだ」とベートーヴェンが答えたとされ、ここから「運命交響曲」の名がついたとされている。
運命の「ダダダダーン!」は鳥のさえずり?
冒頭の「ダダダダーン」のフレーズは、なんと鳥のさえずりから採譜しているという。
この特徴的なフレーズは、中期のピアノソナタ第18番『狩』、ピアノソナタ第23番『熱情』いずれにも現れているが、激しく第一主題に歌い上げているのは本作が初めて(下図:第一楽章 Allegro con brioの動機部分/出典:Wikipedia)。
【YouTube】『運命』 交響曲第5番
第2楽章はゲームBGMに
ストラテジーゲーム「シヴィライゼーション 4」BGMに使われた数々の曲・クラシックの一つに、ベートーヴェン交響曲第5番 第2楽章がある。
暗く重苦しい第1楽章とは異なり、第2楽章は牧歌的・瞑想的で穏やかな曲調が印象的だ。シヴィライゼーション 4 のBGMとしても違和感なく溶け込んでいる。
【YouTube】ベートーベン 交響曲第5番「運命」 第二楽章
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