桜の栞 AKB48

卒業ソング/桜の花は別れの栞 大切なこの瞬間をいつまでも忘れぬように

AKB48の卒業ソング『桜の栞(さくらのしおり』は、2010年2月にリリースされたAKB48の15作目のシングル曲。作詞:秋元康、作曲:上杉洋史。

春の卒業シーズンに歌われる合唱曲・卒業ソングとしての位置付けが明確に打ち出された楽曲で、アレンジャー(編集)には、合唱団でコーラスの経験があり、合唱の国際コンクール「ウイーン青少年音楽祭」(1981年)にて日本代表として出場した経歴を持つ光田 健一氏が起用されている。

歌詞の内容を見ても、「新しい道」、「友の顔」、「未来」、「希望」、「輝いた青春」など、卒業や進学を迎え新たな進路へ進む生徒・学生たちの共感を呼ぶ卒業ソング的なキーワードがふんだんにちりばめられ、AKB48の楽曲としては最も万人受けしそうな優等生的内容となっている。普段はAKB48の曲を聴かない層にも十分訴求しうる、春の季節にピッタリの桜ソングだ。

『桜の栞』リリース時点におけるAKB48選抜メンバー(フロントメンバー)12名は、チームAから板野友美、北原里英、小嶋陽菜、篠田麻里子、高橋みなみ、前田敦子、宮崎美穂ら7名。センターは高橋みなみ、前田敦子。チームKから大島優子、宮澤佐江の2名。チームBから柏木由紀、渡辺麻友の2名。SKE48 チームSから松井珠理奈。合唱には、AKB正規メンバー48人にSKE48の松井珠、松井玲奈を加えた50人がコーラスに参加している。

【YouTube】桜の栞 AKB48 公式PV

音楽教科書にも掲載 混声3部合唱アレンジも

2011年には一部の音楽教科書にも指定され、卒業シーズンの合唱曲としての認知度も高まっている。『桜の栞』を収録した楽譜も多数発売されており、AKB48のような女声2部合唱や、中学校・高校でも使えそうな混声3部合唱など、様々なアレンジの楽譜が出版されている。

合唱ピース018 混声3部合唱 桜の栞 (うた:AKB48) [楽譜]

オンキョウパブリッシュから2010年に出版された混声3部合唱用の楽譜(A4版・全12ページ)。中学校での男女混声向き。

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