木更津甚句歌詞意味やっさいもっさい

木更津照るとも東京は曇れ可愛い男がヤッサイモッサイ日に焼ける

『木更津甚句』（きさらづじんく）は、千葉県木更津地方に伝わる民謡・座敷歌。『木更津節』とも呼ばれる。神奈川県三浦市三崎の『三崎甚句』と同じく『二上り甚句』の流れをくむ。

「やっさいもっさい」という特徴的な囃子言葉（はやしことば）の意味・由来は、ウィキペディアによれば、矢那川の上流にある船着場「矢崎」「森崎」が語源とのこと。

木更津港と中の島大橋

写真：木更津港と中の島大橋。木更津市を舞台にしたドラマ『木更津キャッツアイ』で一躍有名となった。

歌詞に『証城寺の狸囃子（しょうじょうじのたぬきばやし）』に関連するくだりがあるが、証城寺は木更津市にある寺で、同曲は野口雨情が木更津市を訪れたことがきっかけとなっている。

木更津照るとも　東京は曇れ（お江戸は曇る）
可愛い男が　ヤッサイモッサイ
ヤレコリャドッコイ
コリャコリャ　日に焼ける

隠岐(おき)の洲崎に　茶屋町よ立てて
上り下りの　ヤッサイモッサイ
ヤレコリャドッコイ
コリャコリャ　船を待つ

狸(たぬき)可愛や
証城寺(しょうじょうじ)の庭で
月に浮かれて　ヤッサイモッサイ
ヤレコリャドッコイ
コリャコリャ　腹鼓(はらつづみ)

千葉県木更津市では、例年8月14日、8月15日の2日にわたって開催される「木更津港まつり」において、『木更津甚句』の「やっさいもっさい」に着想を得た「やっさいもっさい踊り」大会イベントが行われる。ドラマ『木更津キャッツアイ』でも注目を集めた。

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