スワローテイル・ジグ Swallowtail Jig
フィドルやティン・ホィッスルで演奏される定番のジグ
『Swallowtail Jig』(スワローテイル・ジグ)は、アイルランドの伝統的なジグ(舞曲)の一つ。フォークダンス曲『The Dancing Master』(ダンシング・マスター)としても知られる。
主にフィドルやティン・ホィッスルで演奏されるが、YouTubeではマンドリンやバンジョー、ギターなどの演奏動画もよくアップされている。
【YouTube】 Swallowtail Jig - Irish Fiddle Tune!
曲名「ツバメの尾」について
曲名については、「Swallowtail」で「ツバメの尾」といった意味になるが、それがこのジグとどういう点でつながるのかは不明。
ツバメの尾は長く切れ込みがある二股のような形をしており、燕尾服(swallow tail coat)の名前の由来ともなっている。
ちなみに、アゲハチョウは、後翅(こうし/後ろの羽)が後ろへ突起状に突き出ており、それがツバメの尾のように見えることから、「Swallowtail Butterfly スワローテイル・バタフライ」と呼ばれている。
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