日曜洋画劇場 テーマ曲は?

ジャズのスタンダード・ナンバー/ミュージカル楽曲

日曜の夜に外国映画(洋画)を不定期に放送するテレビ番組「日曜洋画劇場」。映画解説者の淀川 長治(よどがわ ながはる/1909 -1998)による名物解説と、エンディングの「サヨナラ、サヨナラ」という独特の締めの挨拶で長く親しまれた映画番組。

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「日曜洋画劇場」オープニング映像に関しては、1966年の放送開始から6回以上変更されており、短いものは数年で、長いものは10年以上続けて番組オープニングを飾ってきた。歴代オープニングについては次の通り。エンディングテーマ曲については後述する。

歴代オープニングについて

1966年10月 - 1969年9月

放送開始当時の初代オープニング映像では、アカデミー賞のオスカー像をモチーフとし、バレリーナとカウボーイのシルエットが動く切り絵アニメーションが使用された。

1969年10月 - 1984年9月

2代目オープニングでは、15年という長期にわたって、神津 善行(こうづ よしゆき)作曲のBGMに乗せて、映画スターが万華鏡状に登場する映像が用いられた。トランペット奏者の神津氏だけあって、シンプルなファンファーレ的なテーマ曲となっている。

ちなみに神津氏は、テレビ朝日スポーツ番組テーマ曲『朝日に栄光あれ』作曲者としても知られている。同曲はプロレス中継番組「ワールドプロレスリング」テーマ曲としても一時期使用されていた。

1984年10月 - 1996年6月

日曜洋画劇場3代目オープニングは、すぎやまこういちの弟子あかの たちお作曲によるテーマ音楽とともに、映像は撮影現場をモチーフにした様々なシルエットが用いられた。2代目に続き12年間という比較的長い期間オープニングを飾った。

1996年6月 - 2003年9月

4代目オープニングは、映画のフィルムの上でチャールズ・チャップリンに扮した女性がタップを踏む映像が流れた。演出は大林宣彦。

1998年11月に亡くなった淀川長治氏による最後の解説となった1998年11月15日の「日曜洋画劇場」では、追悼番組「サヨナラ 淀川長治さん 89年の輝ける映画人生」が番組冒頭に放送された。

2003年10月 - 2010年3月

バベルの塔をモチーフにしたオープニング映像。音楽は映画「ドラえもん のび太の南海大冒険」サントラが一部転用されているという。

2010年3月 -

オープニング映像「世界でいちばん大きな映画館」では、夜空に映し出された巨大なスクリーンで町の人々が映画を楽しんでいるアニメーションが流れる。

エンディングテーマ曲『So in Love』

番組開始から2003年9月末まで使われた日曜洋画劇場エンディングテーマ曲は、ジャズのスタンダード・ナンバーとして知られるミュージカルの楽曲『So in Love』(ソー・イン・ラヴ)。

エンディングで使用された音源は2種類あり、一つはモートン・グールド楽団によるクラシック音楽風アレンジ。もう一つは、クロード・フィリップ・オーケストラによる演奏版(モートン・グールド楽団によるアレンジがベース)。

【YouTube】エンディングテーマ曲『So in Love』

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