サライ 歌詞 意味 24時間テレビ テーマ曲
24時間テレビ「愛は地球を救う」テーマソング
『サライ』は、夏のチャリティー番組「24時間テレビ『愛は地球を救う』」テーマソングとして 1992年11月16日にリリースされた楽曲。
「心のふるさと」を曲のテーマとしており、「サライ」という曲名は、ペルシア語で「家、宿」を意味する「サラーイ」から命名されている。「砂漠の中のオアシス」という意味も込められているという。
写真:かつて番組メイン会場だった日本武道館(出典:Wikipedia)
作曲は加山雄三(名義:弾厚作)。歌詞は、全国の視聴者から寄せられた愛のメッセージを基に、谷村新司が代表作詞としてとりまとめた。
24時間テレビ『愛は地球を救う』エンディングでは、谷村・加山のメインボーカルとともに、番組出演者や全国各地の系列局で『サライ』が大合唱される。
番組を締めくくるエンディング曲であるとともに、8月下旬という放送時期的に、夏の終わりを感じさせる風物詩的な楽曲となっている。
ちなみに1991年までは、『エバー・グリーン・ラブ 〜人間という名の大きな樹〜』が番組テーマ曲として使われていた。
【YouTube】サライ 24時間テレビ『愛は地球を救う』テーマソング
歌詞
遠い夢すてきれずに
故郷(ふるさと)をすてた
穏やかな春の陽射(ひざ)しが
ゆれる小さな駅舎(えき)別離(わかれ)より悲しみより
憧憬(あこがれ)はつよく
淋しさと背中合わせの
ひとりきりの旅立ち動き始めた 汽車の窓辺を
流れゆく景色だけを
じっと見ていたサクラ吹雪の サライの空は
哀しい程 青く澄んで
胸が震えた恋をして恋に破れ
眠れずに過ごす
アパートの窓ガラス越しに
見てた夜空の星この街で夢追うなら
もう少し強く
ならなけりゃ時の流れに
負けてしまいそうで動き始めた 朝の街角
人の群れに埋もれながら
空を見上げたサクラ吹雪の サライの空へ
流れてゆく 白い雲に
胸が震えた離れれば離れる程
なおさらにつのる
この想い忘れられずに
ひらく古いアルバム若い日の父と母に
包まれて過ぎた
やわらなか日々の暮らしを
なぞりながら生きるまぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながら いつか帰る
愛の故郷サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る その時まで
夢はすてないサクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る いつか帰る
きっと帰るから
いつか帰る いつか帰る
きっと帰るから
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